9期生
口原 美由紀さん

口原 美由紀さん

口原 美由紀さん

活動期間:2013年4月~2014年3月

介護の仕事をずっとしていたが体調を悪くして退職。次の仕事を考えた時に、以前から貧困で苦しまれている方のお世話をさせてもらえるような職に就きたいと思っていたので、この機会をきっかけに思い切って挑戦してみようと思いました。ボランティアに行って貧困の現状を知りたい、自分の出来ることを探したい、役に立ちたい、自分を変えたい、新しい価値観を得たいと思い、インターネットでボランティアをさせてもらえる団体を探していたら、ぼらいやーを見つけ、参加を決意。

世界地図

訪問した国

ボランティアに参加した国
日本→フィリピン(語学学校)→日本→ケニアウガンダ→日本

1年間の流れ

活動開始日(出発日)~活動終了日(帰国日)
2013年5月26日~2014年2月21日
名前:口原美由紀(社会人)

活動していたスケジュール
4月 ・4/13 退職し、海外準備(航空券入手、現地の情報調べる等)
・4/16-4/18 NICE 事前研修 (東京) 
5月〜8月

・5/3-5/5 好きな著書のセミナーに行く (八ヶ岳)
・海外準備、英語の勉強

5/26-8/16 フィリピンの語学学校へ
 
・8/17 一時帰国する。 アフリカの準備 (ケニアのビザ取得等)

9月 9/2-9/23国際ワークキャンプGVDA Kiriamriam slum women's group(ケニア)
ワーク内容が「スラム街でトイレ作り」から「NGOのオフィスでファイリングと
サファリ観光」に変更になる。               (マラリア・腸チフス同時発症)
・ワークキャンプ後、リーダーさんの家に泊めさせてもらう。(1週間)
10月〜11月 ・10/3 陸路でウガンダへ (ビザ無事に取得)
10/8-11/28 中長期ボランティアUPA-NANSANA (ウガンダ)
幼稚園で子ども達のお世話、ホームワーク作りのお手伝い、宿題教える
(感染症、食中毒、体調不慮でワークを欠席することが多かった)
12月〜2月 12/9-2/12 中長期ボランティアUPA-Bujjuko (ウガンダ)
孤児院で共同生活する。 子ども達のお世話、学校で英語の授業
(感染症、アレルギーになる)
・2/14~2/20 UPAのゲストハウスで過ごす。
・2/21 帰国  
3月 ・報告書作成
口原さんが参加した国際ワークキャンプ/中長期ボランティア
期間 分野 内容
ケニア 9/2-9/24 福祉 NGOのオフィスでファイリング、サファリ観光
ウガンダ 10/8-11/28 教育 幼稚園で子ども達のお世話、ホームワーク作りのお手伝い
ウガンダ 12/9-2/12 福祉・教育 孤児院で子ども達のお世話、学校で英語を教える

総費用:111万円

【内訳】
NICE参加費 約18万円
航空運賃費 約29万円
持ち物準備代 約5万円
海外旅行保険 約14万円
予防接種費 約5万円
留学費 約41万円

01
応募のきっかけ

口原 美由紀さん応募のきっかけ

介護の仕事をしていましたが、腰を痛めて退職し、次の仕事を考えた時に、以前から貧困で苦しまれている方に関わる職に就きたいと思っていたので、この機会をきっかけに思い切って行こうと思いました。ボランティアに行って貧困の現状を知りたい、自分の出来ることを探したい、自分を変えたい、新しい価値観を得たいと思い、インターネットでボランティアをさせてもらえる団体を探していたら、ぼらいやーを見つけて参加しました。

02
インタビューや事前研修

行く前は、分からない事だらけで不安が大きかったですが、事前研修でトラブルの対処法や経験者の方達から直接体験談やアドバイスを聞かせてもらえた事は本当に大きかったです。活動中とても役に立ちました。ワークキャンプ形式での生活スタイルも参考になりました。
同期のメンバーもみんな愉快で、とても楽しい研修でした。皆と一緒にスタートできる事の嬉しさと、この先に大変な事があっても素敵な仲間がいると思うとすごく心強くなりました。

03
活動中

口原 美由紀さん活動中

最初の3ヶ月は留学し、英語における基礎の「き」も分かっていない状態での入学でしたが、マンツーマンで自分のレベルに合ったレッスンだったので、勉強しやすかったです。 世界一周真っ最中の方や、海外就職・ワーホリに向けて頑張っている方が沢山いて、留学中も情報交換ができました。先生や周りの方に背中を押してもらい、今まで乗り越えられなかったトラウマを乗り越えられて、沢山の方々に支えられて生かされている事や、今まで自分の狭い世界にとらわれていた事を心の底から実感しました。3ヶ月間留学した事は、この後の活動でもとても大きかったです。

口原 美由紀さん活動中

ボランティアでは、ワーク内容が急遽ガラッと変更になったり、行く予定のボランティアが開催されていなくて他のワークに行ったり、色々戸惑う事もありましたが、どの場所でも一つ一つのかけがえのない出会いや日々を一緒に送れた事は深く心に残っています。

口原 美由紀さん活動中

失敗や試練、病気や思いも掛けない出来事が沢山ありましたが、その出来事を通じて本当に大切なものが見えてきました。一つ一つの出来事には深い意味がある事や、色々な事に気付かせてもらえるきっかけになりました。 そして月一報告で、同期のメンバーが大変な事も頑張って乗り越えている姿や、アドバイスをもらってとても励まされ、辛い時も皆がそれぞれの国で頑張っていると思うと勇気づけられました。

04
帰国後(現在)

口原 美由紀さん帰国後(現在)

ぼらいやーに参加させてもらえて、本当に良かったです。行ってなかったら、まだモヤモヤしていたと思いますが、行ったからこそまた新しい人生を歩み出せることが出来て、本当に大切な事を気づかせてもらいました。参加前は日本が苦手でしたが、この期間を通して日本の良さがよく分かりました。
帰国後は本当に何がやりたいのか逆に分からなくなっていましたが、じっくりぼらいやー期間を振り返ると、また新たに自分を見つめ直せたり、新たな願いを見つける事ができました。
今は、ネットを通じて日本の物と途上国の物をもっと世界に広めたいという願いを見つけたので、ネットショップを立ち上げる為に準備中です。
ぼらいやーは、私の人生に大きな変化をもたらしてくれました。

ぼらいやーに参加して感じたこと、得たこと

NO.1
心の大切さ

説明:孤児院で、両親がいない上に病気を患っている子ども達が沢山いましたが、それでもみんな明るくてすごく純粋で人を思いやって生きていました。彼らは豊かな心を持っているので、物質面では貧しくても豊かな生活を送っていると思った。心と現実は繋がっていることを改めて感じました。そして心の重心がグラグラしていると現実もグラグラするので、これから私は自分の心をしっかり鍛錬をしていきたいと思います。やっぱり心がすべてだと思った。

NO.2
出会い

説明:語学学校、プロジェクトや旅行先で沢山の素敵な出会いがあった。孤児院での子ども達との触れ合いや、ボランティアメンバーと遊びに行ったり、バスやレストランで隣の席になった人との会話、店員さんとのお出かけ、街中で困っていると声を掛けてきてくれて助けてくれたり、語学学校の先生の言葉に救われたり、このぼらいやー期間中、沢山の人に助けてもらいました。皆に支えられて生かされていることを改めて実感し、一つ一つの出会いが本当に有難くて、このかけがえのない繋がりをずっと大切にしていきたい。

NO.3
忍耐力

説明:以前は試練が来るとすぐ圧迫されて落ち込んでいましたが、この期間を通して以前よりクヨクヨ悩まなくなった。落ち込んでも気持ちの切り替えが以前より早くできるようになって、試練は自分が変われるチャンスで、試練から沢山学べる事があると受け止められるようになりました。