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よくぼらコース
この1年間、国際ボランティア参加を重視していくコースです。旅よりも国際ワークキャンプ・中長期ボランティアの参加になるので、たくさんの外国人ボランティアや地域の方々と一緒に、様々な地域課題に国際ボランティアとして取り組んでいきます。
こんな人にぴったり
地域に入って、地域の人たち×集まってきた国際色豊かなメンバーたちと交流したい!
国際ボランティアにたくさん参加したい!
いろいろな所を転々とするのは不安。
このコースで大切にしていること
旅のルートよりも、参加したいボランティアの日程や場所を優先して1年間のコースを創っていきます。
よくぼらコース生のプランを大公開
田中宏治さんの場合
ぼらいやー7期生
田中宏治さん
活動期間:2012年4月~2013年3月
大学卒業後、ぼらいやーに参加。世界16ヶ国を周り、ポーランド・グルジア・アルメニア・ペルー・メキシコ・パレスチナ・アイスランドの7ヶ所で国際ワークキャンプに参加。大学を卒業して、社会に出る前に自分の知らない世界を自分の目で見ておきたいと思ったこと、今の自分がどのような人間であり、何ができるのか再認識する必要性を感じたこと、以前のタンザニアワークキャンプに参加した時とアメリカ留学の経験は、どちらも自分の価値観に大きな変化をもたらしたので、もっと海外での経験を積む事は私自身の成長につながると思い、ぼらいやーに参加。
訪問した国
ボランティアに参加した国
日本→ポーランド→ウクライナを含む、東欧6か国→グルジア→アルメニア →アメリカ→ペルー→メキシコ→パレスチナ自治区→アイスランド →日本
1年間の流れ
活動開始日(出発日)~活動終了日(帰国日)
2012年7月1日~2013年2月2日
名前:田中宏治(社会人)
1年間のテーマ
LIFE-SEEING
活動していたスケジュール | |
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4月〜6月 |
旅の費用を稼ぐ為バイト/ 旅の準備・プラン立て |
7月 |
7/7~7/21:ポーランドの小さな村にてこども達に向けたサマースクールを行う -遊びや歌などのアクティビティを通じて各国の文化や習慣を学ぶ -ボランティア同士の交流の機会も多く、毎日のように討論し合う |
8月 | 世界遺産を中心に東欧諸国を周遊(陸路にてウクライナ-グルジア間 6ヶ国) -一人旅ではあるが常に周りにはヒトがいて数え切れない程助けてもらう 8/17~8/27:グルジアで野外博物館内の建物の改修や整備を行うワークキャンプに参加 |
9月 | 9/6~9/16:アルメニアの孤児院へ行ってこども達の世話や院の補修・清掃等を行う -団体側の意向により地域の歴史や文化を知る為に重要な場所をいくつか訪問 -こどもとお互いの国のゲームやダンス、歌を教え合ったりする |
10月 | アメリカの以前に留学していた所に戻り友人達と再会 -ホームパーティをしたりダンスの大会に出場したりする |
11月 |
10/24~11/12:ペルーの孤児達に英語を教えたり日本の折り紙やダンスを教える -孤児院にも団体側にもスペイン語を話す人しかおらず苦悩するも、こども達の 笑顔に支えられて充実した日々を過ごす |
12月 |
11/26~12/8:メキシコの山に囲まれたのどかな村で自然の中での生活を体験 |
1月 | 1/14~1/25:写真を通してアイスランドの魅力を伝えるプログラムに参加 -アイスランドの持つ独特な雰囲気や壮大な自然の迫力に圧倒される |
2月 | 帰国 ぼらいやーとしての経験を振り返り、頭の中を整理する -将来の方向性を定めて動き始める |
3月 | ロシア語及び保育士の国家資格取得に向けて勉強 |
田中さんが参加した国際ワークキャンプ/中長期ボランティア | |||
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国 | 期間 | 分野 | 内容 |
ポーランド | 7/7~7/21 | 子ども | 自然に囲まれた小さな村でのサマースクール |
グルジア | 8/17~8/27 | 建築/文化 | 野外博物館内の整備及び建物の改修 |
アルメニア | 9/6~9/16 | 福祉/子ども | 孤児院にてこども達の世話、文化交流 |
ペルー | 10/24~11/12 | 福祉/子ども | 孤児達に英語を教えたり日本の文化を紹介 |
メキシコ | 11/26~12/8 | 環境/建築 | メキシコの自然の中での暮らしを体験 |
パレスチナ(自治区) | 12/20~1/1 | 修理/平和活動 | パレスチナで起こっている現状の理解とその展望、歴史的建造物の修復作業、難民キャンプ訪問 |
アイスランド | 1/14~1/25 | 文化活動 | 写真を通して大自然にあふれるアイスランドの魅力を多くの人によりよく伝える |
ぼらいやーに参加して感じたこと、得たこと
NO.1
“既知”への懐疑/“未知”への好奇
自分が今までそれとして理解していたコトへ改めて疑問の目を向ける態度、そして考えを巡らせるその枠の外にまで関心を向ける姿勢。
この旅で離れた所から日本というものを再認識し直し、又体験した事のない文化に足を踏み入れる際に幾度となく対面してきた、旅人に不可欠なスタンスである。これらを意識して過ごす事で身の周りのモノがいつもと違って見え、ささいな事象さえもがあらゆる興味の対象物になる事に気が付く。現に帰国した今、慣れ親しんだ風景は姿を変えて私の目に飛び込み、当たり前にこなしていた行事やしきたりにいくつもの疑問符が飛び交い、新たな可能性を探って進んでいる自分の少し先の未来を思い描いていつも胸を高鳴らしている。今後の自身が生きていく上で人生を楽しむ為のキーワードとしてこの言葉を常に心に留めておこうと思う。
NO.2
Who am I? への答え
十数時間のバス移動。ワークを終えた夕食後のフリータイム。考える時間はいくらでもあった。様々な分野に生きるいろいろな人達と関わり合う中で、ずっと問い続けてきた”自分は一体どんな人間で何をしたいのだろう”という誰もが抱く問いの答えに近づく事が出来た。一人で旅をしていて、自分は思っていたより寂しがり屋で自分には人との繋がりや新しい人との出会いが大きな意味を持つ事に気が付いた。写真を振り返っていてこども達と一緒にいる時の自分の見た事もない自然な笑顔を見た時には、私が私らしくいるにはこども達が必要だと気付かされた。全く異なる数々の“世界”に身を投げ出す事で、私のコアの部分が浮き彫りになって出てきたのだろう。常に変わり続ける“ワタシ”の正体に答えなど無いのだが、今は旅を通して垣間見えたワタシを追って保育士を目指し始めた自分に満足している。
NO.3
対話力
考えや意見を自分なりの言葉にして相手に伝え、同時に相手の価値観を理解する力。
話して伝えるスピーキングそのもののスキルというより、話す際の地盤となる“自分のアイデア”を持ち相手の持つアイデアを積極的に引き出す力の事である。旅の間はただ“日本人である”というだけでそれが自分の大きな個性の一つとなり、人に興味を抱いてもらう事は意外な程に容易く“私の意見”を求められる機会はとても多かった。そこでのヒトに興味を抱いてもらう嬉しさはヒトに興味を抱く楽しさの発見につながり、互いに互いの個性に惹かれ合って相手の事をもっと知ろうとする中でこの力が磨かれたのだと思う。
白石仁子さんの場合
ぼらいやー10期生
白石仁子さん
活動期間:2013年10月~2014年9月
大学3年次終了後、ぼらいやーに参加。世界8ヶ国を周り、アイスランドで国際ワークキャンプ、日本・アメリカ・ウガンダで中長期ボランティアに参加。私がいる学部では半数以上の人が3年の後期から1年間、または半年の留学に行く。その状況で、自分が何をしたいかもつかめないままで、なんとなく2年の冬に交換留学の試験を受けた。まあ受かるやろ、受かったら行こうって思ってた留学。まさかの不合格。勉強不足やし、留学に対するやる気が足りないと教授からの指摘。今までこういうことで失敗したことなかった自分には衝撃で、自分が今までの人生(20年しか生きてなかったけどそれでも)でどれだけ自分に甘かったか、なんとなくでいつも上手くいってきたか思い知った。中高一貫校に通って、大学に入って、普通に過ごして来た自分。なんか自分がこのまま周りの流れで留学したら、このつまんない人生もっとつまらんくなるやんって思った。うちがやりたいことって留学なん?違うんちゃう?って何回も考えて探して。うちがやりたいことに当てはまることって何なんやろって悩んでたときに出会ったんが、NICE!ホームページでぼらいやーのページを見てビビビってきて、大阪での説明会に参加して、あ、うちがやりたいんこれなんちゃう…!ってなって決めた。他人と同じことをやるのがとても嫌いなわたし(これもぼらいやー中に気づいたけど)やから、自分の好きなことを選択出来る、ボランティアできる、旅も出来るって最高やんって、合ってたなと思います。
訪問した国
ボランティアに参加した国
日本→アメリカ→カナダ→アメリカ→ウガンダ→デンマーク→フランス→アイスランド →日本
1年間の流れ
活動開始日(出発日)~活動終了日(帰国日)
2013年10月24日 ~ 2014年8月1日
名前:白石仁子 のりぴー(学生)
1年間のテーマ
全身で体感!自分の自分による自分のための1年。
活動していたスケジュール | |
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10月 |
事前研修合宿、上海旅行 24日〜 中長期ボランティア@福岡県八女市黒木 中長期キャンプ途中参加。初日から鴨さばきなど貴重な経験。 |
11月 |
〜22日 黒木 アメリカの中長期ボランティアACEへの申し込み完了、アメリカビザの取得 |
12月 | 13日〜 出国(成田)・渡米! アメリカ南西部/北東部、カナダ北西部の旅行。憧れNYCでニューイヤー❤ |
1月 | 〜7日 旅行 〜11日 サンフランシスコ観光 11日〜 中長期ボランティア@アメリカ ACE California 2ヶ月のキャンプ開始。1〜3回目のプロジェクト参加。カリフォルニア州内で。 |
2月 | 4〜6回目のプロジェクト参加。サンタカタリーナ島に! 航空券取得。サンフランシスコに旅行、サンタバーバラに旅行。 |
3月 | 8日〜 ACE Arizona 1・2回目のプロジェクトはネバダ・ユタ州で。ザイオンパーク/アンテロープキャニオン/ブライスキャニオン、ラスベガスに旅行。 |
4月 | 3・4回目のプロジェクト。グランドキャニオンノースリム! メキシコボーダーへドライブ、ラスベガス旅行(再度)。ウガンダの中長期ボランティアに申し込み、航空券取得。 |
5月 | 5日〜 中長期ボランティア@ウガンダ UPA Sweet Home 幼稚園での教師、お手伝いなど。 20日〜 Angel’s Centerにプロジェクト変更。障がいのある子どもたちのための施設。先生の手伝い、衛生指導、一緒に歌・踊り・外遊び・お絵描きなど。 |
6月 | UPAのブランチであるUPACTのナショナルシアターでの演奏。手伝い。強盗事件・ウイルス性腸炎による高熱など経験。マチソンフォール・サファリ・ジンジャ・シピへの旅行。 |
7月 | 2〜10日 コペンハーゲン・オーフス デンマーク人の友人と、デンマークで留学中の友人に会う旅。 帰国の航空券予約。ワークキャンプ申し込み。 11〜16日 パリ 誕生日お祝い。革命記念日のパレード・お祭り参加! 16〜29日 国際ワークキャンプ@アイスランド WF Close to Nature 初めての2週間ワーキャン参加。環境保護活動・建築物保護活動など。 29〜30日 自分でちょっと旅行。 |
8月 | 1日 帰国(関空) |
白石さんが参加した国際ワークキャンプ/中長期ボランティア | |||
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国 | 期間 | 分野 | 内容 |
日本 | 10/24 – 11/22 | 環/農 | 九州豪雨によって被害を受けた棚田の復興支援活動。遊歩道整備など |
アメリカ | 1/11 – 5/5 | 環境 | 国立公園の環境保護・整備など |
ウガンダ | 5/5 – 7/1 | 教育 | 障がい児童のための施設の教育活動・衛生指導など |
アイスランド | 7/16 – 7/29 | 環境 | 環境保護活動・建築物保護活動など |
ぼらいやーに参加して感じたこと、得たこと
NO.1
妥協しないこと。こだわること。
すごく抽象的だけど、自分がやりたいと思うこと、興味のあることに出会えるのは運だと思うようになって、それを見つけたら運を逃さないようにつかまなきゃ!と全部前向きに考えて行動出来るようになった。なんでもいいや、とかこんなもんでいいや、とか思わなくなった。なんでもいいや思うようなものを続けていたら、自分の性格も考えもそうなってしまう。自己中心的になってしまうときもあるけど、自分が納得出来ることをやるように心がけた。中途半端はなし!
NO.2
コミュニケーション力。
かなりついたと思う。カリフォルニアでの最初の1ヶ月、それまでは英語はそこそこできると思ってたし、コミュ力もそこそこあるって実は自負してきたんやなーーーと気づいて、自分ばかやなって恥ずかしくなった。どっちの能力もこれっぽっちもないってことを思い知らされて、それを自分で受け入れてからは恥ずかしくても話す、わからなかったらちゃんと聞く、初めて会う人とか話したことない人に自分から「Hi!」って笑顔で話しかけるのを心がけて、かなり変わったと思う。英語で話すことが今までよりもっと好きになったし楽になった!
NO.3
出会いと思い出。
9ヶ月の活動中に出会った友達、お世話になったたくさんの方々、そしてそのみんなと共有した全ての思い出が宝物です。ぼらいやー10期のみんな、お世話になったぼらいやーの先輩方、NICEのみんな、ほんとにありがとう!