Specific course
専門コース

ある分野に特化して、世界各地の国際ボランティアプログラムに参加したり、ある特定の地域に特化して、様々な分野の国際ボランティアに参加していくコースです。

こんな人にぴったり

教師を目指している人!
世界各国の教育分野のボランティアプログラムに参加し、実際に先生として取り組んでいきます

アフリカの研究をしている人!
アフリカの様々な分野のボランティアプログラムからアフリカを知っていくことができます。

このコースで大切にしていること

学校で学んでいること/特定の分野で働いた経験があってスキルを持っている人。
世界各地で実践してみたり、そのスキルや経験を活かしてみませんか?

専門コース生のプランを大公開

木下由宇さんの場合
木下由宇さん (ぼらいやー5期生)
ぼらいやー5期生
木下由宇さん
活動期間:2011年4月~2012年3月

大学2年次終了後にぼらいやー参加。アフリカ大陸を13ヶ国周り、ケニア・タンザニア・ザンビアで中長期ボランティアに参加。学生のうちに学生の目線で世界の国々、特に途上国をこの目で見たい、そこに生きる人々とふれ合いたいという思いからぼらいやーに参加。海外に出る方法はいくらでもあるけれど、留学は周りの友達の多くが経験することだったので、人とは少し違う方法で世界を見たいと思い休学してボランティアという形にしました。ボランティアを通して、現地の人々と深いつながりを得るとともに自分のステップアップを図りたいと思い、ある程度長い期間各国で活動することにしました。

世界地図

訪問した国

ボランティアに参加した国
日本→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→タンザニア→マラウェイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→日本

1年間の流れ

活動開始日(出発日)~活動終了日(帰国日)
2011年5月10日~2012年3月5日
名前:木下由宇 (ゆう)( 学生・社会人 )

活動していたスケジュール
4月 予防接種、航空券等準備、ルート決定
5月 出発。
エジプト→スーダン→エチオピア(無一文になる)
6月 ケニアのナイロビで中長期プログラム開始 WCK/LM09 Micro Finance Institution
8月 ウガンダ→ルワンダ→タンザニア
(一週間ゴゴ族に民族楽器を習った)
9月 タンザニアで中長期プログラム開始
UV/M010 Sports for Community Action
11月 マラウィ→ザンビア
後半からザンビアで中長期プログラム開始(急遽違うプログラムに)
12月 ザンビアで新しい団体で活動開始(自分で探した団体)
2月 ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ (この期間ほとんどテント泊)
(人数が集まったのでレンタカーを借りられて、見どころを余すことなくまわれた)
3 月 帰国
木下さんが参加した国際ワークキャンプ/中長期ボランティア
期間 分野 内容
ケニア 6/7-7/26 開発 マイクロファイナンスを行う銀行で、スラムを歩き回りながら営業や集金
タンザニア 9/1-11/3 教育 未就学児への英語指導、地区サッカーチームでコーチ
ザンビア 11/20-12/14 開発 HIV/エイズ啓発, 植林

ぼらいやーに参加して感じたこと、得たこと

NO.1
自信がついた

行動力、決断力、協調性、リーダーシップ力、タフさ、積極性、コミュニケーション力、語学力、責任感、ポジティブ思考…この1年で、いろーーんな力が間違いなくUPした。また、一歩レールから外れてみたことで、周りと比べるのではなく過去の自分と比べるという“自分のペース”ができた。それら全てが、今の自分の自信につながっていると思う。1年前にはなかったその自信が、これから踏み出すいろんな一歩にも、どんどんつながってゆくのだと思う。

NO.2
大好きな人と場所が、世界中に増えた 

説明:ぼらいやー活動中、数えきれないほどの人に出会い、多くの場所に足を運んだ。さよならをする度、場所を離れる度、いっぱい泣いた。いつも手を振ってくれた駅員さん、しゃべりまくった宿のスタッフ、再会したホストファミリー…。いろんな人や場所それぞれから、本当にいろんなことを学び、吸収させてもらった。また、いろんな価値観に触れ、世界の広さを全身で感じた。から、もう目の前の小さなことではくよくよしない!(はず。笑) 
国内でも、ぼらいやーを通して出会った同期やスタッフ、それ以外にもたくさん。離れて実感する家族や親友のありがたさや大切さも。これからも大事にしたいつながりがたくさんです。

NO.3
働く意味が分かった(これからのビジョンが見えた)  

就活を目の前にして、なぜ自分が働くのか、その理由が自分の中で分かったのは大きな収穫。学生を終えた後、どういう形で社会に関わり、貢献したいかが見えてきた。自分の軸のようなものが分かってきた。これからにわくわくできるようになった。


田坂由衣さんの場合
田坂由衣さん (ぼらいやー8期生)
ぼらいやー8期生
田坂由衣さん
活動期間:2012年10月~2013年9月 

大学卒業後、教師を経てぼらいやーに参加。世界10ヶ国を周り、タイ・インド・日本で国際ワークキャンプに参加、ウガンダ・エクアドルで中長期ボランティアに参加。実家がNPO法人の託児所を経営しており、将来的にその事業を継ぎ、外国人ボランティアの受入を考えており。自分自身もまずは国際ボランティアの経験をしたいと思い、ぼらいやーに参加。世界中の子ども・教育系のプログラムに参加し、色々な環境の中で暮らす子ども達に会いに行く1年間を過ごす。

世界地図

訪問した国

ボランティアに参加した国
日本→タイインド→ネパール→ウガンダ→ルワンダ→ウガンダ→ケニア→タンザニア→ザンビア→ナミビア→エクアドル日本

1年間の流れ

活動開始日(出発日)~活動終了日(帰国日)
2012年11月11日~2013年8月11日
名前:田坂由衣(社会人)

活動していたスケジュール
10月 ・渡航準備(予防接種、必要なものの購入、動機書作成など)
27-30 事前研修
11月 ・航空券購入、海外保険手配
11/12–11/24 VSA, Songkhla English camp (タイ)
 小学校の英語の授業のお手伝い。週末は宿に地域の方や子どもたちがやってきて、英語教室、交流も。
・25-30 タイ国内(プーケット・バンコク)を観光。
キャンプで一緒だった7期生ゆうやと再会
12月 12/1-14 SMILE, Madhyamgram (インド)
 ストリートチルドレンの子どもたちが通う青空教室で、子どもたちのお世話、授業や活動のお手伝い
・15-19 インド国内(ブッダガヤー)を観光、学校訪問も。
・19-30 ネパールへ陸路入国、ポカラ・カトマンズを観光、ホームステイも。
1月 1/3–3/15 UPA, Sweet Home daycare and nursery school (ウガンダ)
幼稚園で子どもたちのお世話や授業のお手伝い。長期休暇中は、ビラ配りや遊具の修繕、大掃除、収入を得るためのアクセサリー作り等も手伝った。
2月 ・2/28-3/4 お隣の国ルワンダへ旅行、陽気に踊っていたらカメラを盗まれる
3月 -15 活動終了
・18-24 幼稚園の園長たちが支援している田舎の村Kyamdikyaへ。
学校建設のお手伝い
・25-3/4 ウガンダ国内をぷらぷら
4月 ・5-11 ウガンダからケニアへ、8期生さおりと再会、観光。小学校訪問も
・12-25 タンザニア・ザンビア・ナミビアを陸路で移動、予定詰め過ぎた!
4/29–6/23 FEVI, Innfa child care center (エクアドル)
5月 保育園で子どもたちのお世話、一緒に遊んだり、掃除やおむつ替えも。
・週末、エクアドル国内(キト・バニョス)を観光
6月 ・週末、エクアドル国内(オタバロ)を観光
~23日 活動終了
・24-7 エクアドル国内満喫、クエンカ・ガラパゴスなどの世界遺産へも
7月 ・7/8-16 現地NGO団体にお願いして、別の活動先Esmeraldasへ訪問、
小学校で英語の授業・日本の文化紹介など
・24日 無事日本帰国
8月 8/1-11 白神2 (日本・青森県)
 自然学校で子どもキャンプのお手伝い、ぼらいやー最後の締めくくりに、キャンプリーダーをやらせていただきました。
・12-15 東北観光、8期生めいに再会、被災地を案内してもらう
・荷物の整理、友達との再会、引っ越し等
9月 ・9/2- 香川で就職、現在フリースクールのスタッフとして働いています。
田坂さんが参加した国際ワークキャンプ/中長期ボランティア
期間 分野 内容
タイ 11/12–11/24  教育 小学校の英語の授業のお手伝い
インド 12/1–12/14 教育&子ども ストリートチルドレンの子どもたちが通う学校で、子どもたちのお世話
授業や活動のお手伝い
ウガンダ 1/3–3/15 教育&子ども 幼稚園で子どもたちのお世話や授業のお手伝い
エクアドル 4/29–6/23 子ども 保育園で子どもたちのお世話
日本 8/1–8/11 子ども 自然学校で子どもキャンプのお手伝い

ぼらいやーに参加して感じたこと、得たこと

NO.1
世界が少し広がった

いろんな人に出会って、いろんな生き方・考え方を見聞きして、今まで持っていた自分の考え方が、少し柔軟になったと思う。自分の知らなかった世界を見て、自分の世界が少し広がった感じ。前よりも少し、人に対して優しくなれるんじゃないかな?いろんな状況や気持ちを受け止めてあげられるんじゃないかな?とか思う。そして自分も、慣習や日本的感覚などにとらわれず、視野を広く持って、これからの人生を自分らしくやっていきたい。

NO.2
あっちこっちでできた「つながり」

これからも連絡を取り合いたい人が増えた。ボランティア中に出会った友達、お世話になった現地のスタッフや先生方、旅先で出会ったあの人、この人、8期生の仲間、NICEのスタッフやNICEに関わる人たち・・・いろんな所で、国籍問わず、いろんな人と出会って、つながりができた。こういうつながりが、これからも私に世界のことを考えるきっかけをくれると思うし、新たなつながりが生まれるかもしれない、とも思う。これからも大切にしていきたい。

NO.3
「ボランティア」を考えた 

ボランティアを実際体験して、「ボランティア」についていろんなことを考えられた。いろんな国から来たボランティアとの出会いを通して、ボランティアに対する意識や考え方の違いを知ることもできたし、受け入れ団体の方と、ボランティアを受け入れることの問題や限界、ボランティアが来ることの良さ、子どもたちへの影響、可能性…いろんな話を聞くことができた。自分の「ボランティア」に対する考えが深まったと思う。将来に役立てたい。